<第百三十二回:問題と解答>
[出題日:2003.12.22(月) 解答発表日:2003.12.26(金)]
[問題]
森さんは事業経営が苦しくなり、兄と共有の名義になっている土地を売って事業資金にしようと思いました。そこで森さんは売却に際して、共有となっている土地を兄名義の土地と自分名義の土地とに分割しました。この場合、
@特に税金は課されない
A共有持分を譲渡したとみなされて兄弟ともに所得税が課される
B森さんが自分の持ち分を売った時に、兄弟ともに所得税が課される
<出題者:うど>
[正解]@
共有の土地を分割しても共有持分が各々の単独の所有権に分かれただけで、経済的な利益は発生していないためです。